フラッシュメモリ 使い方の容易さでUSBフラッシュメモリを皮切りに完全浸透。

フラッシュメモリが話題だ。IPOD、サラウンドスピーカー、ワイヤレスキーボード・マウスなど、パソコン接続されている周辺機器は多いけれど、大容量USBフラッシュメモリほど恩恵をもたらしたものも少ないのではないだろうか。フラッシュメモリが登場した当初、夢のメモリではあるけれど容量的に中途半端な割りに価格は高くフラッシュメモリの将来性を不安視する向きが多かった。私も32MBのフラッシュメモリをたしか1万円だか2万円で価格の高さに嘆きながらも購入した口だった。ただ、フラッシュメモリの使い方は応用がきくと直感できたので価格・容量ともに目をつむってエレコム製のUSBフラッシュメモリを買ったような気がする。以来、購入したフラッシュメモリは数知れず。いつのまにか1GBの大容量フラッシュメモリが千円以下というアホらしいとすら思える価格にまでなるのに10年かからなかった。今後はUSBフラッシュドライブだけでなく、ハードディスクの代わりとして本格的にフラッシュメモリが導入されてゆく事は間違いないようだ。

フラッシュメモリの生みの親 東芝の増岡富士雄さん 今日のフラッシュメモリの低価格・大容量・平易な使い方を予想できていただろうか?

フラッシュメモリについて少し技術的なおさらいを。フラッシュメモリは実はROMの一種。書いたり消したりできるからRAMの一種と思っている人がいるかもしれないけれど、フラッシュメモリはUSBフラッシュメモリだろうと他のタイプだろうと価格・容量に関係なくROMの一種だ。当時、書き換え可能なROMとリライタ(書き換え機)は本当に価格が高かった。確か数十万円だったような・・。そんな時期に東芝の増岡さんは特別な書き込み装置を必要としないフラッシュメモリを発案しちゃったわけ。フラッシュメモリはタイプでいうとNAND型とかNOR型とかに分ける事ができて、それぞれに一長一短あるんだけれど、大事なポイントはROMの一種だから書き換えには物理限界があるという事。当初、想定されるフラッシュメモリ使い方を考える時に重要だった。というのもフラッシュメモリの黎明期の頃は書き換えは1000回程度とも言われた時期があったからだ。その限界点もフラッシュメモリの大容量化・低価格化に伴い、現在では数十万回までになっている。現在、一番浸透しているUBSフラッシュメモリの場合、大容量化では8GBが相場になりつつあるし、低価格という意味では平均価格は6千円前後。耐久性では30万回から50万回だから、使い方の易しさと相まって、もはやフロッピーはおろかCDもDVDも不要になりつつある。(CD/DVDは別の用途で生き残るけれど。)

フラッシュメモリの見せ場はこれから。NAND型フラッシュドライブはついにハードディスクの領域へ。易しい使い方なんてレベルじゃない。

フラッシュメモリの大容量化・低価格化・高集積化をベースにパソコンに大波が来る。もともと高集積化に適していたNAND型フラッシュメモリがついにハードディスクとしての使用に耐える容量にまでなってきた。既に従来型のハードディスクと組合わせたハイブリッドディスク搭載のパソコンがSONYあたりからは出荷されて久しい。今の段階では従来型のハードディスクの方がフラッシュメモリよりも安価なので過渡期的にハイブリッド化されているけれども、一層の低価格化が進むのは時間の問題。稼動部品を減らしたいノートパソコンはフラッシュメモリをハードディスク代わりに搭載したモデル一色になるはずだ。価格も直ぐに落ちるし、現在128GBが最大容量となっているけれども、これとて数年でテラバイト単位まで容量拡大はアッという間。当然、フラッシュメモリドライブの価格も急激に落ちるはず。デジカメやUSBフラッシュメモリの普及と大量生産は、こうした動きを下支えして、一層のフラッシュメモリ大容量化・低価格化が進むのは間違いない。東芝のソリッドステートディスク(東芝のフラッシュメモリドライブの呼称)に要注目。従来の3.5インチディスクとスイッチできるケースもあるのでドライブを換装する感覚でフラッシュメモリドライブを試せる日は直ぐそこだ。

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Copyright © 2007 USBフラッシュメモリは使い方も容易、価格低下・大容量化で人気。